議会報告

3月議会 健康生き意気作りと安心安全な街づくり
[2011-03-25]

【質問1:各世代が利用・交流が図れる公園等を提案する】
少子高齢化の中、「ボール遊びや散歩をしながら身体作りやリハビリなどを行える公園が欲しい」との声。
各世代が利用・交流が図れる公園等、中央公園の再整備や、仮称・大和田公園整備、コミ ニュティプラザひまわりの利用促進を提案します。
【答弁1】今後も宅地開発により新たな公園等が整備されますので各世代が利用・交流が図れるような施設内容について、事業者とも協議していきたいと考えています。
コミュニケーションを図れるような公園は調査研究をしていきたいと思っています。

【質問2:ゲリラ豪雨対策を提案する】
東京都は、ゲリラ豪雨による浸水対策として、公園や都営住宅の下に一時貯留施設を設置する計画を進め、来年度予算を計上しました。
本市は雨水全体計画を策定し、今後の集中豪雨に対する対策を進めているところですが、先ほどの公園整備とあわせて公園や都営住宅下の一時貯留施設設置について本市のお考えをお聞きします。
【答弁2】東京都は、平成23年度予算で、中小河川の改修など雨水対策関連事業の中で、緊急豪雨対策として都営住宅2団地内に一時貯留施設をモデル事業として設置する予定で、今後、その効果等を検証し、事業実施の検討を図っていくと伺っています。
本市の雨水全体計画は、既設雨水管の流量の分散化と事業区域内低地の路面冠水の解消を図るもので、また、河川への雨水の流出を抑制することは重要な課題と考えており、公共施設の地下等への貯留ではなく、道路に埋設する雨水管自体に貯留機能を持たせる方式を検討しているところです。
 なお、都営住宅の建て替えや宅地開発などの場合については、清瀬市住環境の整備に関する条例に基づき、浸透施設の整備を行い、流出抑制を行っているところです。

【質問3:通学路の安全対策を求める】
三小保護者より、三小裏門に通じる道路と西門へ通じる第一住宅北側道路に横断歩道設置の声。
八小保護者から、志木街道・下清戸バス停付近に横断歩道設置や旭が丘通りの歩道整備等の安全対策の声を聞く。
又、雑木林や畑の中が通学路の場所は、雨の時、歩行困難や夕方は暗くて危険との声を聞く。
対応を求めます。
【答弁3】横断歩道の設置は、警察署等と継続して協議していきたいと考えています。
雨の際のぬかるみ対策は、長靴などの通学も考慮いただければと思います。
防犯上の課題は、警察署にパトロールを要望し、定期的に行いたいという回答をいただきました。

【質問4:低所得者世帯の子どもに対する学習支援の推進を】
昨今の景気低迷が家計の教育費に大きく影響し、親の所得状況により教育を受ける機会に差が生じる「教育格差」の拡大が懸念されています。
東京都は、2008年秋より「チャレンジ支援貸付事業」をスタートさせ、低所得世帯の受験生を対象に、学習塾代や受験費用を無利子で貸し付けるという内容で、親の所得格差が子どもの教育格差につながることを防ぐ施策を展開しています。
本市でも、低所得世帯の子どもたちへの支援策の一環として奨学金事業を行っていますが、もう一重、積極的な取り組みが必要です。
本市のお考えをお聞きします。
【答弁4】子どもたちがひとしく教育を受けられる機会を保障していくことは、本来は国の役割ではないかと思っています。
この不況下で、子どもの教育を受ける権利が損なわれているというようなことに対しては、国が必要な財政出動をすべきではないかと思っています。
東京都におけるチャレンジ支援貸付事業は、市の生活福祉課が窓口となっており、学習塾等の授業料ですとか高校や大学の受験費用について貸し付けを行う事業で、清瀬市においては、平成21年度実績で41人の方が学習塾等受講料を利用されており、6人の方が受験費用を利用されております。
市では、これまで種々の保護者軽減措置を行ってきておりまして、高校授業料無償化に伴いまして、奨学資金貸付事業を廃止するような市も出てきておりますが、この制度は継続したいと考えております。
今後も、市の制度だけでなく東京都や社会福祉協議会の制度などもあわせてPRに努めてまいりたいと考えております。

【質問5:若者雇用促進の取り組みについて】
景気低迷が長引く中、今春卒業見込みの大学生の就職内定率が、昨年12月1日時点で68.8%にとどまり、調査を開始した1996年以降で最悪となりました。
企業が採用を絞る傾向が続いている中、高倍率の大企業や有名企業に就職活動が集中する一方で、求人中の中小企業に十分に学生が集まらないミスマッチも起きており、それが内定率低迷の一因とも指摘されています。
 東京都八王子市は、地域の中小企業と学生ら求職者をマッチングする経済産業省の地域魅力発見バスツアーを実施しました。
若手社員による会社説明と現場見学によって、企業の魅力を見て、聞いて、知るツアーです。
若手社員や経営者との直接ディスカッションで、企業の魅力、求める人材像を知り、縁を結んでいくものです。
本市は、医療福祉の施設が多くあります。
高齢化社会を担い、支える企業ですが、その他の企業は余りありません。
しかし、広域行政圏で見てみると、多くの企業があります。
そこで、若者の雇用促進に向け、広域行政圏における地元企業とのマッチング推進、取り組み強化を提案します。
【答弁5】若者の雇用促進策は、国やハローワークにてそれぞれ実施しておりますが、広域行政圏での合同就職相談会は、ハローワークでは実施しておりません。
このような中、若者に限らず一般を対象に、ハローワーク三鷹では面接会を2月までに7回実施。
市でも月2回の就職相談会や、1月には就職活動準備や面接対応等の就労活動支援セミナーを3回実施しております。
なお、現在、市では、常設のふるさとハローワークの設置を国に強く要請しており、ご理解願えればと思います。

【質問6:新婚さん、いらっしゃい事業を提案する】
子育てに優しい町・清瀬。
友人や親御さんの口コミで近年も若者世代が転入。
「転入をお考えの方へ」等、市のトップページの表示や三人乗り自転車購入補助・家賃補助等を提案する。
見解を伺う。
【答弁6】ホームページのあり方について、関係所管や広報担当とともに研究していきたいと考えています。
3人乗り自転車への補助や家賃補助など、個別の施策展開につきましては今後の課題ととらえさせていただきたいと考えています。

詳細につきましては、清瀬市議会会議録検索システムより参照願います。



 



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