議会報告

6月議会 魅力ある清瀬(子ども&環境、医療etc)を守るために
[2009-06-12]

font colo = lue 【質問1 子育て行政:少子化対策に向けた子育て支援について】 /font  3日に厚生労働省が発表した去年の合計特殊出生率は1.37%となり、3年連続で上昇しました。
しかし、昨年秋以降、世界は同時不況とも言える状況に陥りました。
経済の落ち込みにより、出生率の低下を危惧します。
 ここで、手をこまねいて見ているだけではなりません。
核家族化が進み、昨今の経済状況の中で、若い世代が子育てをするためには、ぜひ家計の負担軽減のための支援の拡充に取り組んでいただきたいと思います。
 警察庁は、2008年2月に3人乗り自転車の禁止を明文化しましたが、子どもを2人自転車に乗せていたお母さんたちが猛反発、余りの反響の大きさに幼児2人同乗用自転車検討委員会を設置し、再検討に入りました。
そして、2009年4月、警察庁は幼児2人を同乗させる3人乗り自転車について、安全確保の基準を満たす自転車に限って認めることを決めました。
夏ごろには3人乗りを禁じている都道府県の公安委員会規則を改正するよう、全国に指示する予定です。
 しかし、販売価格は8万円程度、アシスト式のものは10万円以上と高額になっております。
ぜひ、3人乗り自転車購入助成を検討していただきたいと思います。
 また、住まいに対する助成もご検討いただきたいと思います。
本市の現状と今後の展望についてご見解を教えてください。
font colo = ed 【答弁1】 /font 現在、自転車の3人乗りは、道路交通法に基づく都道府県公安委員会規則で禁じられておりますが、一般の主婦にとっては、買い物や幼稚園への送迎など日常生活に欠かせないことから、全国の警察は発見しても摘発していない状況にあるそうです。
 しかし、幼時2人を自転車に乗せて走る3人乗りが早ければ、7月に解禁されるようであります。
ただし、一定の安全基準を満たした自転車に限って認められる方向です。
こうした中、開発された3人乗り自転車について試乗会が行われ、三輪で安定感がある、タイヤが小さくて前のほうが見やすいと好評な反面、重いとか小回りが悪いなど安全性と使いやすさの両立が改めて課題となっている状況があると聞いております。
 また、販売に当たって、メーカーが想定している価格は安くとも6万円弱、消費者からはこれでは高過ぎるとの声が上がっており、メーカーなどにおいては自転車のレンタル化など検討しているようであります。
 このような、現段階におきましては3人乗り自転車の普及などの状況を注視していきたいと考えております。
 次に、住まいに対する助成についてであります。
 このたびの次世代育成支援行動計画のアンケートでは、就学前の家庭の約65%が持ち家に住み、民間のアパートに21%、公益の賃貸住宅に8%の方が住んでいる状況にあります。
 また、清瀬市の家賃や地価に対して、どちらかといえば安いが52.2%、どちらかといえば高いが41.1%となっております。
いずれにいたしましても、子育て世帯が家賃や住宅ローンの支払いに負担感を持っている状況であると思われます。
 議員ご指摘のとおり、子育て世帯に対する経済的支援は重要と考えております。
したがいまして、次世代育成支援行動計画の基本施策において、新規事業として子育て家庭への経済的支援を位置づけておりますので、その中の一つとしてとらえていきたいと考えております。
font colo = lue 【質問2 農業行政:都市農業の今後について】 /font  昨年末の税制改正議論で、財務省は相続税の課税方式を現行の法定相続分課税方式から遺産相続課税方式へと変更する方針を示しましたが、本市も農家が安心して営農できるよう、課税方式の変更に待ったをかけました。
そこで、都市農業を守る視点でさらなる取り組みが必要であります。
今後も、課税方式変更には待ったをかけ、あわせて農地の保全にも力を注いでいく必要があります。
農地保全の現状と今後の取り組みについて見解を教えてください。
 また、耕作の継続が困難な農地を買い入れ、あるいは借り受けて、その農地を担い手農家に売り渡し、または貸し付けることにより農業経営の規模拡大、農地の集団化、その他農地保有の合理化を図ることを目的とする公的団体、農地保有合理化法人を設置するなどが必要であると考えます。
そこで、本市では農地保有合理化法人はありますか。
 また、未設置であれば、今後の展望について見解を教えてください。
font colo = ed 【答弁2】 /font 当市の農地保全の現状は、農地面積218ヘクタールのうち30年間営農を続けるという生産緑地指定率は88%と高く、農業後継者も徐々に出る中、農産物のブランド化をねらい、元気のある、また農業所得の向上を目指した農業に取り組んでおります。
 ただ、相続税等により農地売買、転用は年間に約3ヘクタールほど出ており懸念しているところです。
 また、農地保有合理化法人のご質問でございますが、農業経営の規模の拡大を図るため、農地の集団化、保有の合理化の合理化法人は現在当市にはなく、また今後も市全域は市街化区域農地のため集団化は難しく、法人設立はないと考えております。
  font colo = lue 【質問3 医療福祉行政;すぐれた医療資源の今後の展開について、また特定健診の評価と今後の取り組み、がん対策について】 /font  本市は、すぐれた医療資源を活用し、市民の健診のため健康診査や講演など多くの取り組みを行っています。
特定健診のメタボ講演会なども大きな効果があったのではないかと思います。
そこで、現状の取り組みと今後の展望について見解を教えてください。
 また、本市には医療福祉などを担う3大学がありますが、現状の行政、市民とのかかわり、また今後の展望について、また卒業生の本市における就業状況など今後の展望についてもご見解を教えてください。
 次に、がん対策について。
 女性特有のがんについてはさまざま質問がありましたので、それ以外のがん対策について質問をさせていただきます。
 本市でも、悪性新生物、がんが要因の死亡が約3割を占めています。
全国的なデータでは、胃がんや肺がんなどが上位を占めていますが、本市ではどうでしょうか。
がん検診は、がんの予防及び早期発見のために重要で、健康増進法に基づく健康増進事業として、各区市町村が実施主体となっており、清瀬健康づくり21の重点課題として、がん検診の普及啓発、受診率向上や検診後のフォローなどの取り組みをしています。
 受診率向上については、中央区は個別通知や区民健診と同時に受診できるよう、受診回数をふやすなど受診方法の見直しにより、胃がん、肺がんの受診率が上がっております。
 本市は、昨年より移行した特定健診の実施に当たり、個別通知などで特定健診受診率向上の実績を積み上げました。
がん検診の受診率向上のさらなる取り組みを進めていただきたいと思います。
本市のがん予防の具体的な取り組みと今後の展望について見解を教えてください。
font colo = ed 【答弁3】 /font すぐれた医療資源の今後の展開についてでございますが、清瀬市には14の病院があり、病院のまちとして全国に知られているところでございます。
この多くの医療資源の活用をさせていただきながら、医師会との連携の中、予防接種事業、成人保健事業、母子保健事業等を実施しているところでございます。
 また、清瀬市内には日本社会事業大学、明治薬科大学、国立看護大学校の3大学があり、いずれも福祉、医療に関係する大学で、全国的にも大変評価の高い大学であります。
 市長と市内3大学長の懇談の席で、各大学の学長から大学として清瀬市のために協力は惜しまない旨の心強い言葉がありました。
 このような中、市の健康福祉総合計画などの策定では、策定委員等をお願いするなど計画の策定及び福祉関係の各委員会の委員として、清瀬市の保健福祉施策の推進にご尽力をいただいております。
 また、平成13年度から始まりました健康大学では3大学と連携した健康大学が、平成16年よりスタートいたしました。
 この健康大学の講義には、3大学の先生にも講師をお願いし、開校しているところであります。
今後も、引き続き3大学と連携した事業展開を図ってまいりたいと考えております。
 次に、3大学の卒業生の清瀬市内における就業状況ですが、社会事業大学につきましては、昭和40年から平成21年度までの卒業生につきましては、87人の方が清瀬市内に就業したと聞いております。
 そのうち、平成3年に清瀬市へ移転後の卒業生67人が市内の社会福祉施設、教育研究機関、医療機関や市役所等へ就職しており、清瀬市の福祉を支える大きな力になっているところでございます。
 今後も、地域福祉を担う多くの人材が、市内の3大学から育つことを願っております。
 次に、特定健診の評価と今後の取り組みでございますが、平成20年度から始まりました特定健診の受診率は48%で目標値の35%を大きく上回る実績を残すことができました。
 今後の事業展開でございますが、40代、50代へ受診率の向上を図るため、受診勧奨パンフレットの送付や、特定保健指導につきましては、4、50代を対象に、通信支援型プログラムを今年度より開始するとともに、土曜、日曜及び夜間の保健指導も実施してまいります。
 メタボ予防としては、メタボ講演会及び運動に関する講演会を開催するなど、今後も市報などを通じ、広く健診PRに努めるともに、メタボ予備軍の減少を目指してまいりたいと考えております。
 続きまして、がん対策でございますが、平成19年度の清瀬市の主要死因を見ますと、1位ががんで28.5%、2位が心疾患で15.9%、3位が脳血管疾患で14.9%となっております。
 がんを種類別で見ますと、肺がん、胃がん、大腸がんが上位を占めております。
 このような中、市では肺がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、乳がんの検診を実施し、早期発見につながるよう努めているところでございます。
 その中でも乳がん検診につきましては、平成20年度には健康推進課でピンクリボン運動を展開するとともに、受診人数枠の増や検診期間をふやすなど受診率向上に向けた施策の展開により、受診率が3.8%から45%と向上したところでございます。
 今年度も乳がんの受診率向上のために、市の保健師が地域に出向き、乳がん予防のお話や乳がんの自己検診法について出前講座の実施や、乳がんへの関心を高めるため、男女共同参画センターが開催いたします乳がんの講演会に健康推進課と男女共同参画センターが連携をとりながら行ってまいります。
 今後も、各種がん検診の受診率向上を図るため、がん検診のPR及び関係各課や関係機関と連携を図り、受診率向上に努めてまいりたいと考えております。
font colo = lue 【質問4 都市整備行政;ユニバーサルデザインのまちづくりと雨水管整備について】 /font  年齢や障がいのあるなしにかかわらず、多くの人が利用可能であるように、デザインすることをユニバーサルデザインといい、またユニバーサルという言葉は普遍的な全体のという意味があります。
そんなことから、ユニバーサルデザインはすべての人のためのデザインを意味します。
 さて、本市でもユニバーサルデザインのまちづくりを進めていただいておりますが、道路交差点付近の歩道は斜度があり、車椅子の方や高齢者の方にはとても危険な状況があります。
車道と歩道の段差を少なくする必要があります。
 さて、車道と歩道の段差を少なくするためには、雨水管整備など総合的な取り組みが必要と思いますが、現状の取り組みと今後の展望について見解を教えてください。
font colo = ed 【答弁4】 /font 近年、地球温暖化が大きな要因として、急激な気象変化により局地的な集中豪雨が予報もなく限定された地域で発生しており、現況の雨水排水施設能力を超え、河川の推移の上昇により、吐き出し口がふさがり、内水処理が一時滞る状態が起きております。
 市といたしましては、通常では円滑な道路排水を目指し、集水枡、雨水管路清掃等区域を定めて集中的に実施しているところでございます。
 今後の道路整備を進める上でも、雨水処理については重点的な改良改修を進めていかなければならないと考えているところでございます。
 また、歩道と車道の段差の解消についてでございますが、既存道路全体の段差解消につきましては、沿道の宅地地番高の関係もございますので、全体の解消は難しいため、交差点や横断歩道のある箇所につきましては、バリアフリーからユニバーサルデザインの普及を通じて、高齢者、障がい者、だれでもが安心して移動できる道路環境の整備に優先的に取り入れ、車いす利用者などの移動等の円滑化を図るため、歩道の段差解消を障がい者団体の方々の意見をお聞きしながら、場所の選定を行い、医療保健政策区市町村包括補助事業の補助金を活用して、これまで松山、竹丘地域を中心に市道の安全整備を行ってきました。
 今後の道路整備は、歩道と車道の段差の少ないセミフラット型の歩道整備が主流となりますが、雨水排水施設を含めたユニバーサルデザインの趣旨を取り入れた、段差のない道路づくりを進めていきたいと考えています。
 ご意見の既存道路につきましては、現況を見させていただき、段差解消が必要な場所で可能なのかを見極める必要があると思っていますので、改良の必要がある箇所がございましたら、情報をお知らせしていただきたいと思います。
font colo = lue 【質問5 地域問題;清瀬駅南口付近交通安全対策について】 /font  5月30日、小金井街道の慢性的渋滞解消と生活道路への抜け道車両の解消に向け、30年来の東村山3・4・7号、府中・清瀬線とふれあい通りを横切る東村山3・4・13号線が開通しました。
 以前にも、清瀬駅南口付近の交通安全対策を要望しましたが、開通し、改めて商店街の方々や七小PTAの方々からも交差点の安全対策として信号機設置の声を聞きます。
暫定対策として、東3・4・13号線とふれあい通りの両方に、「歩行者あり、スピード落とせ」、あるいは徐行の表示や標識が必要でありますし、朝夕の児童通学時間帯には学童養護員の設置が必要であると考えます。
 また、夜間には交差点内で点滅する道路点滅びょうや外枠が点滅する標識も必要であると考えます。
安全対策の方策について見解を教えてください。
font colo = ed 【答弁5】 /font 東3・4・13号線とふれあい通りの交差部の交通安全対策についてでございますが、この交差部への信号の設置は以前より、ふれあい通りの利用者の皆様方、あるいは商店街の皆様方からご意見をいただいているところでございまして、清瀬市としても交通管理者と信号機の設置協議を進めてきましたが、開通後の様子を見たいということで設置はできておりません。
 しかしながら、今後とも信号設置の要望は続けていきたいと考えております。
 また、暫定的な対策として朝夕の通勤、通学時間帯に学童養護員の配置、交差部の路上に点滅するびょう、外枠の点滅する標識の設置ということですが、初めに学童養護員の配置につきましては、交通量等の状況を見ながら関係機関と検討していきたいと考えております。
 その間、通学路については小金井街道側の信号を利用した通学路の検討を付近の学校にはお願いしているところでございます。
 さらに、道路上の点滅するびょうや、外枠の点滅する標識でございますが、当該道路は東京都の道路となりますので、現段階では設計の中で指示のない工作物等は設置できませんので、今後東京都へ相談していきたいと考えています。
 そして、東3・4・13号線の横断歩道手前の道路に「止まれ」の表示ができないかということですが、これは交通規制となりますので、幹線の道路にそのような例はないと聞いております。
しかし、当該交差部の歩行者等の安全対策は重要であると認識しておりますので、どのような方法があるか、交通開放後の状況を見た中で、交通管理者と相談していきたいと思います。
 現在は、通行の市民等の方々、あるいはドライバーの方々に対して注意を呼びかける看板を設置して対応しているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
font colo = lue 【質問6 教育行政;環境と芸術のハーモニーの創出について】 /font    平成7年に、四季を彩るけやき並木、清瀬のシンボルロードであるけやき通りに24体の彫刻群が武蔵野の自然環境に見事なハーモニーをつくり出し、けやきロードギャラリーが完成しました。
現在は、彫刻美化ボランティアの方々により大事に守っていただいております。
 環境と芸術、美術と音楽のハーモニーの創出に向け、アコースティックバンドやクラシックの音楽家たちによるストリートミュージックフェスタなどを開催してはと思います。
ご見解をお聞きします。
font colo = ed 【答弁6】 /font けやき通りには、四季を通じて彩るケヤキがありまして、清瀬駅から市役所に向かう途中には、左右24基の彫刻がありまして、ケヤキと彫刻とが調和し、市民の皆さんの心のいやしの場となっております。
 ご提案のありましたけやき通りのけやきロードギャラリーの歩道などで楽器を使用した演奏などの催しにつきましてのご提案でございますが、環境と芸術の融合という視点では、大変すばらしい考えではないかというふうに思っておりますが、一番大事なのは交通の遮断などの場所の確保ということが非常に大きな問題となります。
 こうしたことから、この場所での開催というのは難しいのではないかと考えております。
font colo =#996600 詳細につきましては、清瀬市議会会議録検索システムより参照願います。
/font a h ef="http://gikai.city.kiyose.lg.jp/kaigi oku/index.html" ta get="_ lank" 清瀬市議会会議録検索システム /a



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