議会報告

9月議会【2】 総合少子化対策・市民協働の環境施策 
[2008-09-11]

font colo = lue 【質問4:妊婦健診と総合少子化対策】 /font 公明党の強力な申し入れを受け、8月22日、舛添厚生労働大臣は、「お金のことを全く心配しないで(妊婦)健診も受けられ、分娩費用も出る(対策の)検討を開始したい」とし、公明党が強力に推進してきた「出産育児一時金」の拡充や「妊婦健診」の全額公費負担に取り組む考えを表明。
少子化対策助成金について、出産育児一時金の拡充はもとより、不妊治療の助成等、出生率を上げる施策に投入すべきと考えます。
本市では今後どのような展開で考えていかれますか? 現状の不妊治療助成の状況などを踏まえ、今後の展望も含めて答弁願います。
【答弁4】 厚生労働大臣の会見は、妊婦健診を14回分に拡大し、出産一時金についても見直しを検討するという内容で、少子化対策をさらに充実させる施策と受けとめております。
不妊治療費の助成制度は、東京都の事業ですが、医療保険が適用されず高額の医療費がかかる体外受精や顕微受精の特定不妊治療に対し、1年度当たり2回を限度に通算5年度まで治療費の一部助成を行い、不妊治療の経済的負担の軽減を図る制度です。
助成額は1回につき10万円までとなっており、申請は多摩小平保健所で受けています。
過去3年の清瀬市民の利用件数は平成17年度8件、平成18年度23件、平成19年度49件で、利用件数は毎年増加しており、少子化対策の重要な施策の一つとなっています。
安心して産むことができ、すべての子どもが健やかに育ち、だれもが育児を楽しく思えるまちづくりのためには、ご指摘のように、少子化対応は総合施策として展開する必要があります。
そのため、市では、新生児の全戸訪問事業や子育てひろば事業などを展開し、子ども家庭部を新設するなど、少子化時代に応じた体制づくりを行っています。
font colo = lue 【質問5:市民協働の環境施策(廃食油)について】 /font 近年、異常気象や海面の上昇、乾燥地域の拡大や氷河の後退など、地球温暖化の影響と思われる現象が地球の至るところで起きています。
先月末に発生したゲリラ豪雨もその一例かと思います。
そうした中、原油高を受け地球温暖化対策を推進するには、草の根レベルでの取り組みが不可欠であります。
また、代替燃料の利用が喫緊の課題になっており、一般家庭や飲食店等の廃食油の利用による代替燃料の転換を検討すべきと考えます。
ご見解を伺います。
【答弁5】 バイオディーゼル燃料については、プラント、ランニングコスト、回収できない油等もあり、もう少し研究をさせていただきたいと思っております。
font colo = lue 【質問6:クールアースデイの取り組みについて】 /font 6月議会一般質問の冒頭でご紹介しましたクールアースデイは、政府の方針が全国展開となって、洞爺湖サミットに連動した七夕ライトダウンとして全国7万6,000施設が参加し、クールアースデイに温暖化防止の願いを込めました。
環境省によると、今回のキャンペーンによって午後10時までの2時間で122万キロワットの消費電力が削減され、475トンのCO2削減効果があったと報告されています。
公明党が提唱し、創設されたクールアースデイで、多くの人たちの意識変革の一端を担えた国民参加のサミットになったことは大きな成果でありました。
 温暖化防止へ、家庭、オフィス、学校など自治体挙げての地道な取り組みが何よりも大切であり、その積み重ねが温暖化の原因である二酸化炭素などの排出を抑制し、低炭素社会へのただ一つの道であることを確信します。
我々市民一人一人が環境を考えるとき、代表的なものとして電気、水道、ガスの使用削減が重要テーマになると思います。
年間を通じて市民の方々にご協力をいただき、節電、節水、省エネルギーについて更に踏み込んだ取り組みが必要と考えます。
そこで、年間を通じた行動目標を示すと同時に、1月1日、2月2日、3月3日、……、7月7日……、12月12日と、それぞれの月のぞろ目の日をクールアースデイと決め、それぞれの時期に合わせた具体的な取り組みを定め、清瀬版クールアースデイを定めてはと考えます。
ご見解を伺います。
【答弁6】 市では7月7日から8月31日まで19時以降の消灯を実施したところですが、ご指摘のように、横並びの日に全市、全庁的に温暖化対策が実施できるか、今後検討させていただければと思っております。
font colo = lue 【質問7:不要携帯電話について】 /font 我が国の産業競争力の要とも言われるレアメタル、希少金属が携帯電話に含まれています。
レアメタルの安定確保は喫緊の課題となっており、使用済みで廃棄されるIT機器や携帯電話、電化製品の中に眠るレアメタルや貴金属を鉱山に見立てて都市鉱山として注目を集めています。
携帯電話を捨ててはいけないものとし、ごみ分別案内に記載すると同時に、市役所などの公共施設に回収箱を設置してはと考えます。
本市における使用済み携帯電話のリサイクルについて、どのようにお考えですか。
【答弁7】 使用済み携帯電話のリサイクルについて、現在、都では希少金属含有製品促進協議会を設置し、資源化を促進しており、都下の一部団体でも試験的に回収箱を設置すると聞いております。
携帯電話は、個人情報が多々あるため、慎重な処分が必要であり、しばらく都の動向等を注視したいと考えております。



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