議会報告

9月議会【3 完】 不登校対策・中央公園プールの再生
[2008-09-11]

font colo = lue 【質問8:不登校対策について】 /font  文部科学省の学校基本調査速報によると、昨年度1年間に30日以上欠席した不登校の中学生の割合は前年度比0.05ポイント増の2.91%、過去最高を2年連続更新。
生徒34人に1人の計算になる。
また、統計上は不登校とならないものの、保健室で過ごす保健室登校も相当数いると見られ、こうした子どもたちへの教育や心のケアをどう進めるかが新たな課題として浮上。
そうした中、島根県では不登校の児童・生徒数は小学校で前年260人に対し191人、中学校では前年746人に対し668人、計859人で、前年度より147人減少したと発表された。
同推進室は、効果的な対策として、カウンセラーによる相談の充実や学校での児童・生徒の居場所づくり、市町村教育委員会との連携によるきめ細やかな体制づくり、生徒指導担当を対象とした不登校研修の強化などを挙げています。
また、家庭訪問や登校を促す電話が効果があるとした学校の回答がありました。
さらに、同推進室は「子どものためには、生活面の相談も受けるなどの親への支援も必要」と分析。
3月議会で東京学芸大の地域連携協力事業等を紹介させていただき、それに答え、参考にし、活用していきたいとの答弁をいただきました。
不登校児童の削減に向けて、その後の検討状況はいかがでしょうか。
また、具体的な取り組みについて教えてください。
【答弁8】 不登校児童の削減に向け、今年度新たに取り組んでいることは、大学で心理学で学んでいる2人の学生ボランティアを週2日間フレンドルームに配置しており、主に個別にパソコンを用いて学習支援を行ったり、子どもたちの輪の中に入って、ともに集団活動を行うなど、深く児童・生徒とかかわっています。
また、昨年度に引き続き、心理学を専門とするスーパーバイザーに加えて、新規に精神科医をスーパーバイザーに選定し、日常的にフレンドルーム指導員や教育相談室の相談員からの相談を受け、指導・助言をいただいたり、研修会の講師としてお招きをしています。
また、7月に子ども家庭支援センターとフレンドルーム、それから教育相談室との連絡会を実施し、それぞれの情報を交換するとともに、今後の連携のあり方について協議をしました。
また、児童・生徒がフレンドルームに入室する際、速やかに適応できるようにするため、学校とフレンドルーム、教育委員会との入室連絡会を行い、相互の連携を深めていきたいと考えています。
ご紹介をいただきました地域連携協力事業について、直接的な活用等はしていませんが、とても重要な内容の取り組みでありますので、今後の参考にさせていただきたいと考えています。
font colo = lue 【質問9:中央公園プールの再生について】 /font  今夏、ひまわりボランティアとして参加する中、改めて下清戸、中清戸、上清戸の清戸地域に農地が多くあることを実感。
バブルがはじけた当時、海外旅行のうたい文句に安・近・短(安い、近い、短い)という言葉が使われた。
今、環境を考えるとき、必要な場所の近くにあれば、短い時間で、また安い費用で運搬ができると思います。
そこで、現在、中央公園プールの一部を使用し、堆肥づくりが行われていますが、ぜひ農業の活発な清戸地域に移動してはと考えます。
また、それによって空いた中央公園プールをフットサルコートへ転用し、使用することを提案させていただきます。
現在、スポーツ施設は下宿地域に集中。
西武線以西地域ではこうした施設がなく、多くの方から中央公園の再生の声を聞きます。
プールを利用したフットサルコートへの転用は、神宮外苑プール等で行われており、多くの費用をかけないで取り組めると思います。
ご所見を伺います。
【答弁9】 中央公園内のプールは、現在、堆肥置き場として使用していますが、花と緑の公園都市を目指す清瀬市におきましては、堆肥は花と緑の創出に効果的に役立っています。
農業の活発な地域に堆肥置き場を設置することにつきましては、現在、市が所有する中里一丁目緑地及び下清戸道東緑地の雑木林内の一角に堆肥置き場を設け、その雑木林内のコナラ、クヌギなどの落葉樹の葉のみを堆肥化させています。
畑の肥料、堆肥としては、このように不純物のない純粋な堆肥が求められるため、雑木林に隣接しない農地につきましては、不特定の不純物が混在する落ち葉が集積される可能性があることから、堆肥化した後に、ごみ、小石を取り除かなければ、堆肥としては適さないということでありますので、これらのことも考慮した上で検討する必要があります。
また、プール内をフットサルコートとして利用することについては、現況では管理運営体制から難しいと思われます。
内山公園のサッカー場をご利用いただきたいと思います。



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