議会報告

平成22年度一般会計予算 賛成討論
[2010-03-25]

<定例会最終日、公明党を代表して賛成討論を行ないました。>

公明党を代表して、平成22年度一般会計予算案の賛成討論を申し上げます。
清瀬市一般会計予算は、歳入歳出271億400万円、前年度比2.1%増の予算となりました。
景気低迷している中、個人市民税、法人市民税そして地方消費税の減少する中、 国の地方交付税、都の市町村総合交付金の増額。
市債の発行は4億9820万円減の33億3480万円、臨時財政対策債は2兆5583億円増の7兆7069億円と7万4,000人の清瀬市民の現在と未来をしっかりと見据えつつ、清瀬市制施行40周年の節目の年に当たり、第3次行政改革の総仕上げ、そして第4次行政改革を進めていく上で堅実な予算編成だと考えます。
新政権は、扶養控除廃止など抜本的な税制改正に着手しました。
臨時財政対策債なども今後どのような扱いになるか心配でありますが、臨時財政対策債をあてにしないでも市政運営をしていけるような体制を構築していく旨の力強い決意も伺えました。
平成22年度予算は、「環境の清瀬」、「子育てしやすい清瀬」、「読書の清瀬、スポーツの清瀬」、「市民協働の推進」の基本方針のもと「安心して住めるまちを目指す取組み」「人づくりを進める施策」「活気ある協働のまちの推進」「みどりの保全・快適住環境都市への取組み」「効率的な行政を進める対応等」の5つのカテゴリーに施策展開を進める中、重点施策として、清瀬市民センター再整備工事、清瀬コミュニティプラザ整備、小中学校校舎耐震化、待機児童の解消、学力向上や教育環境の改善、農業の育成、商業の活性化などが予算に盛り込まれました。
個性を発揮したまちづくりとして、清瀬最大の産業、農業への施策に、新たに援農ボランティアの育成事業が盛り込まれました。
また、医療福祉系3大学や医療福祉施設の更なる連携強化に大いに期待するものであります。
また、安心して暮らせるまちづくりとして、
児童生徒の安全と災害時避難場所となる小中学校校舎の耐震化、第3小学校南校舎の改築。 市民の健康を守る施策、がん検診の充実。
なかでも女性特有の乳がん、子宮頸がん検診の継続、65歳以上の方を対象とする肺炎球菌ワクチン接種費助成事業の創設。
21年度スタートしたホームビジター派遣事業、緊急サポートネットワーク事業の継続、待機児童解消にむけ認可保育園の60人定員増、さらに認定こども園の拡大。グループホームの整備促進。など高く評価するものであります。
また、人が輝くまちづくりとして、子どもたち一人ひとりの個性を磨き、輝かせる施策として、「読書の清瀬、スポーツの清瀬」を掲げ、推薦図書「清瀬の100冊」の選定やスポーツ教育推進校の拡充、学習サポーターの充実、そして清瀬版「子どもの権利条約」制定に向けた庁内プロジェクトの設置なども高く評価するものであります。
一つ一つの施策を点で表すならば、これからは線として結びつけ、面として構築してゆく行政サービスが求められていきます。
今後も更なる取組みに期待し、各議員諸兄に心からの賛同をお願い申し上げ、公明党を代表しての賛成討論といたします。



 



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