議会報告

6月議会 新年度が始まり、新たな提案を主張!
[2008-06-26]

font colo = lue 【質問1】セカンド・スクールの取組みについて /font イソップ童話に「都会のねずみと田舎のねずみ」という話があります。
都会のねずみも、田舎のねずみも互に異文化を知り、今いる自分を見つめる。
というものであったと思います。
 セカンド・スクールについては、2001年7月,学校教育法等の改正が行われ,小・中・高等学校,中等教育学校,盲学校,聾学校及び養護学校において,教育目標の達成に資するよう,教育指導を行うに当たり,児童生徒の体験的な学習活動,特にボランティア活動など社会奉仕体験活動,自然体験活動その他の体験活動の充実に努めるものとすることが規定されました。
また,2002年7月には中央教育審議会答申「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」が取りまとめられ,青少年の時期には,学校内外における奉仕活動・体験活動を推進する等,多様な体験活動の機会を充実し,豊かな人間性や社会性などを培っていくことが必要であるとして,学校,家庭,地域が連携・協力して,社会的な仕組み作り等を行うべきである」 との提言がなされました。
また、ユネスコにおいては、1996年に提出された報告書『Lea ning:The T easu e Within、学習:秘められた宝』では、学習の四本柱として、「知ることを学ぶ」「為すことを学ぶ」「共に生きることを学ぶ」「人間として生きることを学ぶ」の中で(1)他者を発見することの中で他者(異人種)との関わりの必要性、「対話や討論によって他者との出会いをもつことこそ21世紀の教育に必要な手段である」と報告されています。
先日は、TICAD(アフリカ開発会議)に参加のレソト王国と日本との友好協会発会式に参加し、私自身もアフリカの方々を身近に感じて参りました。
昭和57年から約27年間にわたり朝日村との姉妹都市交流が行われ、児童生徒交歓会やゲートボール交流、市民まつりへの参加等、盛んに親善交流が行われてきましたが、本年4月1日の村上市との合併に伴い、姉妹都市朝日村との関係は正式には1つの区切りとなった。
と報告がありました。
冒頭でお話した、イソップ童話やユネスコの提言を通し、今、改めて、地方都市との異文化交流、異文化対話が必要であると考えます。
各地で取組んでいるセカンドスクールでは、さまざまな体験をする中で協力すること、励まし合うことの大切さを知るなど大きな効果の報告があります。
なかでも、豊かな心を育む効果は大変貴重なものであると考えます。
こうした取組みは、「子ども農山漁村交流プロジェクト」として本年、国が36億円の補助をし全国230校、2万3000人の小学5年生児童を対象に、モデル的にスタートしました。
現在、小学5年生は、清瀬市立科山荘を利用して林間学校を行っています。
そこで、立科山荘のある立科町の児童との交流をきっかけにセカンドスクール事業を進めたらいかがかと思います。
市内のある小学校副校長から、「良い構想ですね。
是非、取り組みを。
」との声もいただきました。
ご見解を伺います。
font colo = lue 【質問2】学校支援ボランティアについて /font 以前、予算委員会等で質問していますが、具体的な提案も含めて質問します。
千葉県木更津市では、“開かれた学校”の実現を目指し、1998年度から地域の持つ“教育力”を学校教育に生かす「学校支援ボランティア活動推進事業」を展開しています。
市内のすべての小中学校で学校支援ボランティア事業が5年目を迎えた今、『英会話、イモ料理指導、昔遊び、朝のあいさつ』など多彩に、行われています。
支援の形態として、「学校の環境整備支援」と「学校の教育活動支援」があります。
環境整備支援の内容は、校舎等の補修、窓ガラス清掃、草刈り、花壇づくり、植木の剪定(せんてい)、図書整理、教材・教具作製など。
教育活動支援では、(1)教科指導の補助(体験談や特殊技能教授、読書指導など)(2)学校行事・クラブ活動の指導(講話、実演、校外学習指導、生け花指導、楽器演奏、各種スポーツ指導など)(3)総合的な学習の指導、生徒指導、相談活動等の補助があります。
また、小平市は、児童生徒の介助や学校外巡視等、介助や安全などの活動なども担っています。
先日、教育関係者にお話を聞く機会がありました。
小学校では、とりわけ、お掃除ボランティアなど地域の方々が子ども達と一緒に掃除をする効果に期待を寄せる声を聞きました。
高学年の生徒は、さまざまな学校行事や委員会活動などと、さらには、1年生達の掃除の手伝いなども伴い、その指導にあたる先生もそれ以上に多忙になっていると言っていました。
清瀬市においても多様な学校支援ボランティアの方々に、活躍していただいていると思いますが、現在の取り組み、そして今後の展開について環境整備支援と教育活動支援に分けて、ご所見を教えてください。
合わせて、お掃除ボランティアの提案をさせていただきますが、ご見解をお聞かせください。
font colo = lue 【質問3】シルバー人材センター事業について /font 現在、多岐にわたって大いに活躍をしていただいております。
さて、環境保全の観点から自転車の利用は大いに期待するものであり、今後も拡大が予想されます。
駅周辺には、自転車店がありますが、駅から遠い地域では、 自転車のパンク修理などに出したくとも、地域に自転車店が無く、 非常に困っているとの声を聞きます。
そこで、地域に根ざしたシルバー人材センターが取組んでいただき、 高齢者の雇用拡大や生きがいにも結びつけられたらと思いますが、 如何でしょうか。
ご所見を伺います。
font colo = lue 【質問4】女性の健康サポートについて /font 少子高齢化による社会構造の急激な変化に伴い、女性のライフサイクルも大きく変化しています。
女性の社会進出がますます進んでいくことが予測される中、女性をトータル的な視野でサポートし、女性が抱える不安を解消することは、日本の社会の活性化につながります。
 そこで、世代にかかわらず「女性の一生をまるごと応援したい」「女性が自分らしく、生き生きと輝ける社会にしたい。
」「女性が健康で生き生きと働き、子育ても楽しめるように!」との思いで公明党は取り組んでいます。
ヨーロッパ在住の、ある日本人女性が出産する際、現地の医師から安全な出産のため、これまで受けた予防接種、病歴などの記録の提示を求められたそうです。
その地では、生まれてからの自分の健康に関する記録を一冊の手帳として持っていて、例えば妊娠・出産の時にはその情報を見ながら医療を受けている。
 しかし日本の場合、特に結婚して家庭に入った女性は、定期的に健診を受ける機会も少なく、健診結果の記録管理も十分にできていない例も見られます。
 10代では心と体の変調に適切に対応する「思春期外来」の設置が望まれています。
また、20?30歳代で子宮頸がんなど女性特有の疾病が急増しています。
 米国では各州に女性の健康に関する研究を専門的に行っていくセンターが設置され、「性差医療」についての研究が進んでいます。
それによって、病気の原因や治療法が男女では異なることが分かってきました。
 20?30歳代の女性の多くが、健康不安や仕事、子育て以外でも「人間関係に悩んでいるが、気軽に相談できる場所がない」「家庭の問題を抱えていて結婚できない」など、深刻な悩みを訴えています。
 清瀬市においては、子ども家庭部を新設し、子育て支援施策に積極的に取り組みを開始したところで、大変に期待するところであります。
そこで、清瀬市における女性の健康サポートの現状と今後の取組みについて、ご所見を伺います。
また、母子保健法に基づく母子健康手帳と、健康増進法に基づく健康手帳の現状について、ご所見を伺います。
また、母子健康手帳は、妊娠出産期の健康記録であり、健康手帳は40歳以上の方々の希望者に支給される健康記録で有りますので、空白の期間が発生します。
女性は、さまざまなライフステージの中でホルモンバランスが変化し、女性特有の疾病等が発生しますので、生涯に亘る健康サポートを必要です。
「健康」を土台として、「出産・子育て」「仕事」を支援していく必要があると思います。
そこで生涯に亘る「女性の健康パスポート」の発行が必要と考えます。
ご所見を伺います。
font colo = lue 【質問5】地産地消の拡大について /font 米国産輸入牛肉のBSE問題、食品偽装や中国産冷凍餃子の毒物混入事件など食の安全を脅かす事件が相次いで発生し、消費者の食に対する監視の目が強くなっており、農産物も無農薬などの野菜が注目されています。
さて、昨年5月にオープンした農産物直売センター「清瀬新鮮館」は取れたて新鮮野菜や鉢花などの販売で好評を博しているところであります。
しかし、西武線以西、松山・竹丘・梅園地域などから、足を運んで購入するのは非常に大変な状況にあります。
清瀬産の葉付きサラダ大根やピュアホワイトをはじめとする地産野菜を購入できるよう松山地域センターや竹丘地域センターあるいは、シルバー人材センターや商工会館(松山)などを利用し更なる拡販に向け取組んでとの声を聞きます。
西武線以西地域の共同直売所の開設を求め、ご所見を伺います。
font colo = lue 【質問6】学校給食における地産地消の拡大について /font 清瀬市における学校給食は、自校方式の手作りで、温かいものは温かく、 冷たいものは冷たくとの適温給食。
作業が変わるごとの洗浄、消毒など細かなところまで心をこめた優れた衛生管理で行われています。
関係者の皆様には、ただただ頭が下がるばかりでございます。
さきほども、食の安全の必要性をお話しましたが学校給食についても同様です。
現在、学校給食においても地産野菜による調理が行われていますが、更なる拡大を求めます。
そこで、先日、農業委員の方から地産地消の拡大にあたって、次のようなご提案を伺いました。
それは、品物によっては季節的に制限のあるものや、生産にあたって日数のかかるものなど学校給食などの大量消費が予想されるものは、年間計画なるものが必要となる。
とのことでした。
そこで、各学校の必要数を取りまとめた年間計画によって、農業委員会等との調整を行っていただき、更なる拡大に取組んでいただきたいと思います。
現状および今後の取り組みについて、ご見解を伺います。
font colo = lue 【質問7】清瀬駅南口・交通総合安全対策について /font 東3・4・7号線および3・4・13号線は、平成21年3月完成に向け、工事が進められています。
そこで、3・4・7号線と3・4・13号線の交差点や3・4・13号線とふれあい通りの交差点等を含めた駅南口周辺の交通総合安全対策の取組みが急務になっています。
そこで、清瀬駅南口・交通総合安全対策について、質問と提案をさせていただきます。
最近は、無秩序な歩道通行などにより自転車事故が増えています。
自転車事故は2007年度、全国で17万1000件、交通事故全体の20.5%を占め、死者745人、負傷者は約17万人に達しています。
3年連続で交通事故が減少する中で、自転車事故はこの10年間で自転車対歩行者は4.5倍、自転車対自転車は6.5倍に増えています。
清瀬市においても平成19年度111件(負傷者99名)の自転車事故が発生しています。
出会い頭によるものが主で、本市でも同様に20%に及んでいます。
そうした背景を受け6月1日から、改正道路交通法が施行となり自転車を乗る際のルールも大きく変わりました。
さて、ふれあい通りは終日、多くの方が行き来します。
今回、東3・4・13号線が横切る交差点では、出会い頭など自転車事故の発生が懸念されます。
また、新たな道路の開通に伴い、メインストリート以外の周辺道路でも予想し得なかった事故が懸念されます。
そこで、交差点手前のカラー舗装や注意を促がす様々な取組みが必要になると思いますが、どのような安全対策を考えていますか? ご所見を伺います。



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