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決意ばかりで、現場認識の甘い政府・民主党
[2011-05-17]

大畠国土交通大臣の、お盆までの建設が可能となった旨の発言が報道に流れたが、先の気仙沼市では必要戸数の建設が進まない状況だ。

また、お盆まで建設が可能になったという報道も、実際は、自分たちが住み慣れた町ではなく、やむなく他の市町村の公営住宅や民間アパートに住むことを決意した方が増えた為、当初の予定戸数を1万戸以上も減らした戸数でよくなったからである。
このことも、その報道番組の中で紹介された。

昨日16日の衆議院予算委員会での遠山清彦議員の質問に対する、菅首相や野田財務大臣のやり取りを見ていただければ、現場認識の甘い政府・民主党の体質は明らかである。

以前から指摘されていることだが。

 
 また、福島第1原発の格納容器の圧力が上がっていて、圧力低下を図るベント(エア抜き)を行なわず放置すれば、容器が破壊される恐れがあるとの認識が有りながら、菅首相は現地上空からの視察を行なった。
結果としてベント指示が遅れ、メルトダウン(炉心溶融)そして爆発が起こり、今の放射能汚染が拡がっているのである。

自己保身と政権強化のパフォーマンスでしかない行動である。

このことも、16日の衆議院予算委員会の西村議員の質問で明らかになった。

ぜひ、衆議院TV(衆議院インターネット審議中継)を、ご覧いただきたいと思います。


5月5日、私のブログで紹介した、「森田実の時代を斬る」(5月3日NO2)の一文ですが、
『政治家は、命を懸けて国民のために奉仕することが原則です。
孟子の言葉に「民を視ること傷むが如し」というのがあります。
これは日本で言う「わが身をつねって人の痛さを知れ」と同じで、人の痛みを知らずして国民のための政治などできやしません。

 
これからも、市民の皆さまからのご相談を、吾がこととして、問題の解決に向け、全力で取り組んでまいります。



 



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